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2011年04月15日

ももまんじゅう・・・デザートにどうぞ

今晩は皆さんお元気かの~?

ももまんじゅう・・・デザートにどうぞ

ワシは昔から月苑飯店にすんでおるんじゃが

今日はひとつ、皆さんにお薦めの物をご紹介しようと思っとるんじゃが

何だと思うかね?



あ~そうそう!!

ワシと会った事のあるお方は、もうお気付きかも知れませんがの~

いつも、肌身離さず持っておる・・

これじゃ!

『桃饅頭』

美味しそうじゃろ!

ももまんじゅう・・・デザートにどうぞ

故郷の中国で、古くから食されてきた饅頭なんじゃが

その始まりのお話は幾つかあっての~



3世紀の中国・・ずいぶんと昔の事じゃからワシャもう忘れかけとる

皆さんも映画などでよく知っておる『三国志』

三国時代の蜀の宰相・諸葛亮孔明という偉~いお人が

国を荒そうとする南蛮の輩を征伐しようと南征にでかけたんじゃが

首尾良く南蛮人を心服せしめた南征の帰り道・・

当時、川の氾濫を沈めるために生贄として・・生きた人間の首を切り落として川に沈めるという悪い風習があったんじゃ

孔明はこの悪習を改めさせようと思ったんじゃな

小麦粉で練って作った皮に羊や豚の肉を詰めて、それを人間の頭に見立てて川に投げ込んだんじゃ

すると、あら不思議な・・川の氾濫がぴたりと静まったそうな

天候や季節にも良く通じていた孔明は、人を殺めずとも氾濫は治まる事を良~く知っていたんじゃな!

これが饅頭の起源とされているお話じゃ

さてさて、うそかまことか・・どっちなんじゃろうかの~



かつては「神をだまし、本物の頭だと信じ込ませる」のじゃから

人の頭と同じくらいの大きさをしておったらしいんじゃが

饅頭を川に投げ入れるのがもったいない!と誰かが思ったんじゃろ

祭壇に祭った後で、皆で食べようという事になり

初めは実際の頭の形を模して、大きかった饅頭が段々小さくなっていったそうなんじゃ

まあ、もったいない!・・そりゃそうじゃの!

その後時は流れ、北宋の時代に中に具が入っている饅頭は包子(パオズ)と呼ばれることが多くなり

現在の中国で饅頭といえば、中に餡も具も入っていない、まあ一種の蒸しパンの事じゃな

それを指すのが普通なんじゃ

さらに時は流れ、ワシャ日本にやって来たんじゃが

この月苑飯店で世話になりながら色々な客人を迎えてきたんじゃ

楽しそうに料理を食べる客人達がひときわ笑顔を見せるのが

ほれ!食後の甜菜(テンサイ・デザートの事)が卓に運ばれた時じゃ!

ももまんじゅう・・・デザートにどうぞ

可愛い~、とか、美味しそう~、とか

女子も男子も皆、甘い物、好きなんじゃな!

ももまんじゅう・・・デザートにどうぞ

月苑飯店で食べられる・・

『桃饅頭』

中には甘すぎないこし餡が入っていて

お茶にぴったりじゃ!西洋の『こーひー』なる物ともまた合うの~!

食後に一皿・・いかがかの!?



あ~それはそうと!ワシャ月苑飯店の何処かにおるから

見かけたら・・よろしく!じゃ!

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『桃饅頭』

一皿三個入り

四百五十円

蒸したてをお持ちするので

ご注文か十分程お時間をいただきます

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Posted by 月苑飯店スタッフ at 18:39│Comments(0)中華料理 プラザハウス
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