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2011年03月11日

観測史上最大の地震

2011年3月11日

この日、自然の力の怖ろしさと、それに対する人の無力さを

改めて思い知らされる事になりました

東北沖太平洋地震・・宮城県沖と茨城県沖を震源とする

観測史上最大となるM8.8、震度7の大地震

沖縄では、その揺れを肌で感じる事はありませんでしたが

テレビの画面を通して、その脅威をまざまざと見せ付けられました

海から押し寄せてくる大きな津波・・木の葉のように流される巨大な船

崩れ落ちる建物・・人の手から解き放たれ猛然と燃え上がる炎・・

時が経つにつれその被害の大きさが明らかになり

日本中を不安感が包み込んでいると思います

地震の国ともいわれる日本

記憶にも新しいニュージーランド地震の悪夢も覚めやらぬ内に

起こってしまった災害・・

揺れる地面の恐怖は、地震の少ない沖縄に生きる者でも知るところです

人間は自然の大いなる力の前では、小さなアリのように無力な者なのでしょうか

否、と信じたい

中国やニュージーランドの地震災害では

建造物の大規模な倒壊が被害を大きくする一因にもなりました

現地の状況を計り知る事はできませんが、テレビ映像で観るかぎりは

大規模な建物の倒壊は起きていないように思われます

これは地震の国として、地震と正面から向き合ってきた日本だからこそ

巨大な自然の力に対する事が出来たのではないでしょうか

人の作った物が自然の前に脆くも崩れ去る恐るべき光景

喪失感に心折れる事もあるでしょう

しかし崩れ去った物を再び作れるのも人、人の力

かつて近畿地方を襲った阪神大震災や新潟中信越地震・・

牙をむいた自然は情け容赦なく罪もない方々の日常を打ち砕きましたが

現地へと寄せられる支援、救援が人の優しさを改めて感じさせてくれ

その後の目覚しい復興が人の強さを、たとえ打ちのめされても

何度でも、何度でも立ち上がれる人間の力を証明しています



今こうしている間もテレビの映像は揺れる日本を映し

現地ではいまだ余震がつづき、避難できた方々も不安な時を過ごしていると思います

遠く離れた沖縄からは、少しでも被害が小規模になるよう祈る事しかできませんが

どうか被災なさった方々や、そのご家族や友人がみな無事でありますように

そして被災地が一日も早く、穏やかな日常を取り戻せますように



本来、このブログは明るく楽しく美味しい日々をご紹介するものですが

今回は一日本人として、日本という国に生きている以上

決して他人事ではない災害に対する心構えや備えの大切さ

それを改めて心にとめおくために今回の地震に触れさせていただきました

遠く離れた家族や友、全ての人の大切な方々がどうか無事でありますように




Posted by 月苑飯店スタッフ at 23:31│Comments(0)
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